たかがTシャツ、されどTシャツ
チャリティーTシャツのイラストについて、「くまモンでもないし、これは何の絵なの?」と聞いてくださった方がいらしたので、今日は私がイラストに込めた想いを書いてみます。
イラストは、大まかにいうと人がハート(=自分の気持ち=LOVE)を抱えている絵です。
ハートの前で手を合わせており、ちょうどハートの大きさが自分できちんと抱えられる大きさになっています。
腕が余るでもなく、両手が届かないでもなく、きちんと抱えられる最大の大きさのハート…つまり、自分の最大限の想いを込めて、ということです。
また、顔の表情は、半分ほほえむように、そしてもう半分は憂うように目を閉じています。
これも、憂う気持ちに寄り添いつつ、でも笑みを持って接したい、という気持ちを込めています。
メッセージは、with LOVE。
愛を込めて、という意味です。
LOVE(愛する想い・何かや誰かを大切に思う気持ち)は人それぞれだなと考え、あえてすべて大文字の強調表記にしました。
こんな想いを持って描いたイラストですが、人によって、ただただ「かわいいね」と言われるのもうれしいし、イラストから感じていただけることは人それぞれでいいと思っています。
このチャリティーTシャツプロジェクトを通じ、日々いろいろな人と話していると、いろいろなことを感じます。
男女兼用サイズで少し大きめだということを聞いて、すぐに御自身のサイズを決める方
あえてブカブカな大きいサイズを買って、首元を切ってオフショルダーのシャツにアレンジして着る方
どれくらいがちょうどいいかとサイズを聞かれ、今着ている女性ものと同じ感じにするなら160とお伝えしているのを聞いた上で、その上のサイズであるSを購入して下さり、大きすぎたと残念がる方
私にちょうどいいのを一枚!と前情報なしに、私にすべてまかせてくださる方
御自身は買わず、私に助言のみ下さる方
御自身はTシャツを着ないからと、Tシャツを受け取らず寄付金だけ託してくださる方
どれがいい、どれがダメ、ということではなく…あらためて、私の通常業務、フィットネスのレッスンとTシャツ販売プロジェクトは同じだなと思いました。
たとえば、ここを引き締めるにはこういうエクササイズを!とクラス指導で伝えた場合…
強度を選べるように提示し、御自身で適度な強度を選べる方
やり方が御自身で確立されていて、みんなと一緒の中でもオリジナリティを貫く方
こちらに助言を求め、聞いてくださった上で違う決断をされ、イメージと違う結果に残念がる方
全てお任せの方
等々…
フィットネス fitness という単語は、
適切であること、適合、フィットしていること、というのが本来の英語の意味です。
Tシャツだって、
ぴったり小さめ
ちょうどいいジャストサイズ
ゆったり大きめ
ブカブカルーズフィット
人それぞれの『ちょうどいい(fitness)』があるわけです。
あらためて、Tシャツを通じて、ひとの価値観というものと向き合えた気がします。
お知らせはするけれど
押し売りはしない。
そんなスタンスでまだまだ
チャリティーTシャツプロジェクトは続けます。欠品中の色、サイズもありますが、追加発注もしつつ継続しております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
さて、レッスンに行ってきます!
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